小惑星探査機「はやぶさ」の最後のエンジン噴射に成功 オーストラリア落下確実に

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1 アベハゼ(大阪府)

宇宙航空研究開発機構は9日、小惑星探査機「はやぶさ」の最後のエンジン噴射に成功したと発表した。

はやぶさの地球帰還は既に確実になっていたが、今回の噴射で、
小惑星「イトカワ」の砂が入っている可能性があるカプセルの落下位置を豪州ウーメラ砂漠の特定の範囲内に限定できた。

エンジン噴射は9日午後0時30分から2時間半、予定通りに行われた。
この結果、カプセルは長さ百数十キロ・メートル、幅数十キロ・メートルの範囲内に落ちることが確実になった。
噴射終了時点で、はやぶさは地球から188万キロ・メートル離れた付近を飛行中。
今後、少しずつ高度を落とし、13日夜に地球に戻る。

カプセルは着陸の約3時間前に本体から分離され、大気圏内に突入後、パラシュートなどを使って帰還する。

http://www.yomiuri.co.jp/space/news2/20100609-OYT1T00882.htm

皆さん,μ10イオンエンジンは立派に役目を果たしました。
メインエンジンの枠を超えて「はやぶさ」の失われた機能をサポートしきった我らのエンジンを誇らしく思います。
万感の想いで運転終了のシール(五角形)を運用室の窓に貼りました。 http://bit.ly/aV56Nm (IES兄)

http://twitter.com/Hayabusa_JAXA/statuses/15766743951