港区ではビルの屋上を利用した農園で子どもたちによるイチゴの収穫が行われました。
この農園は都内のデザイン事務所が港区の文化芸術活動の一環として取り組んでいるもので、今年で3年目です。
きょうは港区在住の子どもたちなど50人が参加して、今年3月に植え付けたイチゴを
収穫するとともにトマトなどを植え付けました。
この取り組みは農業を通じて住民同士のコミュニケーションを深めるとともに、
建ち並ぶビルの屋上に緑を植えて環境保護に役立てようというものです。
プロジェクトの水谷孝次さんは「『東京グリーン化計画』として、街を見たら『あそこにトマト畑』
『あそこにイチゴ畑がある』というような日が早く来ないかなあと思っている」と話しています。
収穫したイチゴは子どもたちがジャムにしたりクレープに挟んだりして自然の恵みを実感していました。
きょう植えた作物は9月ごろ収穫するということです。
http://www.mxtv.co.jp/mxnews/news/201006057.html