民主党 幹事長に枝野氏か 組閣は来週にずれ込む可能性も
政府・民主党は当初、組閣を4日中に終えて新内閣を発足させる方針だったが、
菅氏の周辺や非小沢系議員の中から、新代表の主導で大幅な人事刷新を求める声が強まっている。
菅直人代表は、仙谷由人国家戦略担当相を官房長官に、枝野幸男行政刷新担当相を幹事長に
充てるなど大幅な人事を検討しており、組閣は来週にずれ込む可能性がある。
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党幹部は同日午前、「4日中の組閣は小沢さんの方針なので、週明けにずれ込む可能性がある」。
菅氏支持の参院議員は「今日の人事は党役員まで」と語った。閣僚の一人は「菅氏は土日にゆっくり
組閣を考えたいのではないか」と述べ、組閣は週明けになるとの見通しを示した。
組閣が週明けになる場合、閣僚の認証式の日程は、天皇陛下が神奈川県の
葉山御用邸で4〜8日に静養される予定であることから、8日になる可能性が高い。
一方、菅代表は仙谷氏らとの協議後、国会内で国民新党の亀井静香代表と会談し、
連立政権継続の合意文書に署名。郵政改革法案の今国会成立を目指すことを確認した。
鳩山首相の辞意表明で審議が中断している郵政改革法案を成立させるため、
今国会の会期(16日まで)を延長する案が出ている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100604-00000017-maip-pol