「余命3ヶ月です。」 最後に何をするべきか

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1 ヘラヤガラ(千葉県)

【書評】『9割の医者は、がんを誤解している!』 2010.5.29

■自然治癒力を高めていくこと

「医者がさじを投げたら投げ返せ!」
余命を告げられ、死の宣告をされたにもかかわらず、末期がんから生還した人たち(サバイバー)が口にした言葉です。

さらに多くは、こう言います。「がんを治したのは医者ではない」と。
この本は、そんなサバイバーたちの言葉に耳を傾け、その体験から、がんを治す方法について学び、実践しようというものです。

著者は、外科医として多くのがん患者を診るうち、がん治療の主流である「3大療法」(手術、放射線、抗がん剤)だけの
医療に限界を感じるようになっていきます。さらにがんを詳しく知りたいという思いから大学院で研究を重ね、再び臨床に戻りますが、
患者を救えない現実を目の当たりにして根本的に考え方を変えることになりました。