ロボットがアキバをガイド、実験実施
人間とロボット達がコラボレートして秋葉原をガイドするというユニークな実験イベントが26日(水)に行なわれた。
イベントには「秋葉原案内所」(アキバガイド)のマスダさんの指導の下、
アールティの「ネコ店長」やNECの「PaPeRo」といったロボットが参加した。
このイベントは、人間とロボットがコラボレートして実験的に秋葉原のガイド役を務めるというもの。
秋葉原で無料案内所を開設している秋葉原案内所(ブロックB2-[f4])のほか、ロボット開発などを行なうアールティ(ブロックD1-[a1])、
NECのクラサバ市場 秋葉原店、studio ASIMO(ブロックC2-[d5]/ 秋葉原ダイビル 2F)などを展開するエンターテイメントボウルらの参画により
「アキバロボットガイドチーム」を結成、JR秋葉原駅付近の秋葉原案内所でガイド活動が行なわれた。
同案内所では、いつもは主にマスダさんがガイドを担当しているが、この日は2足2腕ロボットのネコ店長と、
高さ約40cmの小型ロボットのPaPeRo も参加。
実際に道案内を行なったりするのはマスダさんだが、その横でネコ店長は身振り手振りをしたり、近付いてきた子供とハグをしたりしてガイドをサポート。
PaPeRoもデスクの上で様々な反応を示して愛嬌を振りまいていた。
1時間ほどガイド活動を行なった後は、秋葉原ダイビル2階の「studio ASIMO」へ移動。
マスダさんとネコ店長、PaPeRoがテーブルに着くと、ASIMOがコーヒーを運んで出迎えるというシーンが披露され、
最後は全員で記念撮影をしてイベントは終了した。
今回はあくまで実験的なイベントで、“4人”が集まっての活動は恒久的ではないものの、
秋葉原案内所いわく「できれば夏頃にまたイベントを行ないたい」という。
なお、クラサバ市場 秋葉原店にはPaPeRoが、studio ASIMOにはASIMOがそれぞれ常駐しており、
活動を見たりすることができる。
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100529/image/kguid4.jpg http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100529/etc_robo.html