「ジャスミン寺」の愛称で知られる下田市三丁目の了仙寺(松井大英住職)の境内で、アメリカジャスミンが見ごろを迎えている。
天候不順で例年より開花が1週間ほど遅れたため、6月上旬まで楽しめそうだという。
アメリカジャスミンの和名はニオイバンマツリ。南米、アフリカが原産とされ、甘い香りを放つ。
開いたばかりの花は濃い紫色だが、時間がたつにつれ、白くなっていく。
50年ほど前から植え始め、現在は約1000株に増えた。了仙寺は幕末、日米和親条約・下田条約が結ばれた歴史の舞台。
訪れた人は華やかな花と、由緒ある建物のツーショットを楽しんでいた。
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20100523ddlk22040114000c.html