「非実在青少年」問題は人間じゃない事にしちゃえばオールオーケーなんじゃないの

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1 アカムツ(catv?)

何かと話題の「東京都青少年健全育成条例改正案」。マンガやアニメやゲームに登場する18歳未満と
判断される架空キャラクターを「非実在青少年」と定義し、その性描写がメーンになっている作品の
販売・閲覧に規制をかけたいそうです。
この件で、とある行政書士事務所の方が都の担当者に「非実在青少年」の定義について問い合わせた、
という内容のブログを読みました。
(略)
さてそのブログでは、「子供に変身した100歳の魔法使いは?」「10歳から冷凍冬眠していて20歳だけど
精神も肉体も10歳のままの人は?」など様々なSF的設定を質問者が繰り出し、都の人が「非実在青少年」に
該当するかしないかを回答しています。ちなみに上記の2例は共に「該当せず」でした。

私が「非実在青少年」なる言葉を聞いて真っ先に思い浮かべたのは、「灰原哀はどうなるの?」という大変
フトドキな疑問でした(ファンの皆さんごめんなさい)。灰原哀とは「名探偵コナン」に登場する女の子で、
外見は小学生でランドセルしょって学校に通ってもいますが、その正体は、特殊な薬によって子供の
体になった自称18歳の科学者です。彼女は18歳未満と判断されるのでしょうか、されないのでしょうか?

だいたいがフィクションの世界の話ですからこんな例はいくらもあるわけで、「外見はコドモだが実は
不老不死のバンパイヤだった」とか、「火の鳥の血を飲んだため体だけ若返ってコドモみたいになってしまった」とか、
「外見はコドモだけど前世の記憶がよみがえって言動がすっかりオトナに」とか、「高校生の男の子と
異星人のねーちゃんが一つの体に同居して外見もくるくる変わる」とか。
「普通の高校生のふりをしていたが実は潜入捜査官だった」なんてオチの場合は、どうなるのでしょう。
「不健全図書」に指定したけど間違いでした、なんてことに?
http://www.asahi.com/showbiz/column/animagedon/TKY201005160090.html