最近、日本悲観論が出てきて、その材料として外国で安価に住む「外こもり」の日本人が急増しているとか、
外国で働く日本人が急増しているとか、そういったことが引き合いに出される。
中国に滞在する筆者から言わせれば、日本がダメだから外国に出たというのは2番目の理由で、
それよりも何よりもインターネットの発達によって
日本に近い環境が得られるようになったので外国に出やすくなったこと、これが1番じゃないかと。
ここ数年で、タイとか中国とかシンガポールとか、いろんな国でADSLが当たり前になって、回線速度が(国内では)数メガになった。
そうすると海を越えた日本のサイトでも、オンラインバンキングとか、オンライントレードとか、
YouTubeやニコニコ動画で動画を見たりとか、mixiとか、ブログとか、twitterとか、
オンラインショッピングサイトでソフトやデータを購入できたりとかが、遅いけれどもできるようになる。
最近ではウズベキスタンのブハラというところで、デイトレで稼ぎながら世界中を旅する日本人バックパッカーと会った。
(中国だと、YouTubeやtwitterやfc2などが利用できないが、それでも代替のサイトがあるから、在中日本人から大きな不満はでない)
…といった具合に、どこの国にいようがパソコンモニターの先には母国があるわけだが、
最近はさらに外国語のアプリと日本語のアプリを混在して利用できるようになったiPhoneやらiPod touchが出てきたのでポータブルに持ち歩けてさらに便利に。
以下ソース
http://blogmag.ascii.jp/china/2010/05/003825.html 依頼269