声の届く政治
迷走に迷走を重ねる鳩山政権の失政が、国民の政治不信を増幅させている。
「政治とカネ」の問題や、米軍普天間飛行場の移設問題などの重要課題への対応が、
その大きな要因であることは指摘するまでもないが、
背景には鳩山政権が「国民の声」を受け止めていない現実があるのではないか。
「政治とカネ」の問題では、説明不足を指摘する圧倒的な世論を無視し、
ダンマリを決め込んでいる。
普天間の問題も、地元住民との対話をなおざりにしてきた結果、
混乱に一層拍車がかかっている始末である。
鳩山内閣の支持離れが「歴代内閣で最悪」
(読売新聞の世論調査10日付)との結果もうなずける。
政治への信頼を高めるには、どこまでも「現場の声」に耳を傾ける真摯な姿勢が重要だろう。
この点、公明党は結党以来、どの政党よりも現場に足を運び、そこで悩み、
苦しんでいる庶民の声を直接、政治に届けてきた。
可能にしたのは、党の議員同士の強固なネットワークにほかならない。
http://www.komei.or.jp/news/detail/20100511_2117