韓国人歌手が生放送中に持病で退場
中国の生放送TVで「独島パフォーマンス」、韓国人歌手が披露し脱落
5月9日15時52分配信 サーチナ
中国の歌謡祭コンテストで生放送中に「独島パフォーマンス」を披露し、脱落した韓国の新人歌手ジョン・ジュヨンに、
韓国のネットユーザーらが熱い声援を送っている。ネット掲示板にはジョン・ジュヨンの勇気を讃(たた)え、応援する
メッセージが集まるなど高い関心を集めている。韓国の複数のメディアが伝えた。
新人歌手ジョン・ジュヨンは1日、中国北京で開かれた『第11回2010アジア太平洋新人歌謡祭コンテスト』に出場。予選で
韓国の演歌を歌い「エクセレント・シンガー・アワード」を受賞して本戦に進んだが、本戦の舞台で生放送中にも関わらず、
「Dokdo belongs to」というメッセージと太極旗が描かれたTシャツを突如披露し「独島パフォーマンス」を行った。
韓国メディアによると、日本の審査委員団がこれに抗議したことにより、ジョン・ジュヨンは本戦から脱落したという。
同番組を視聴していた中国在住の韓国人らによりうわさが一気に拡散。韓国のネット上では、韓国政府が対応できずにいる
独島問題を全世界に知らせたとして「独島青年」というニックネームが命名され、大きな関心を集めている。
特に、歌謡祭で賞を受賞することよりも「独島パフォーマンス」を選んだジョン・ジュヨンの行為に、韓国のネットユーザーらは
「胸が熱くなった」「誇らしい」という反応を示し、ジョン・ジュヨンを応援しようといった雰囲気で盛り上がっている。
一方、新人歌手ジョン・ジュヨンは、2008年大学歌謡祭で入賞、2009年放送エンターテイメント採用博覧で入賞するなど、
実力派新人歌手として知られている。(編集担当:新川悠)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100509-00000006-scn-kr