◆100円ライター消える? 幼児事故多発…5月中にも安全基準強化
「100円ライター」が姿を消すかもしれない。ライターによる火遊びが原因とみられる、子供の焼死事故などを背景に、ライターの安全規制を強める動きが進んでいるからだ。
5月中にも新しい安全基準がまとまる可能性が出てきた。
安全基準を高めれば、ライターの価格も上がることになるが、子供を持つ親らの支持は高いようだ。
安全基準のとりまとめ時期について経済産業省は13日、当初の「夏ごろの予定」を「5月中」に前倒しする方針を固めた。直嶋正行経産相が同日の閣僚懇談会で表明した。
経産省の審議会ではライターを消費生活用製品安全法の「特定製品」に指定し、安全基準を満たさない製品の販売を禁じる方向で検討中。
すでに子供が使いにくい仕組み(チャイルドレジスタンス=CR)の導入で意見が一致している。
規制を急がせる背景には、ライターが原因とみられる悲劇が相次いだことがある。今月2日に北海道で起きた車両火災では7カ月から3歳までの4人の乳幼児が死亡した。
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ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100414/plc1004140019000-n1.htm