金曜ロードショー「ロス駒人園物語 ナンパ師が空をとぶ」(1985年アメリカ)
▽廃園危機を救った将軍と飼育係の筋肉物語
ロス駒人園物語ナンパ師が空をとぶ◇85年、米。アーノルド・シュッワルツェネッガー。
派手なドンパチを凝らした展示方法で全国的に人気を博すアメリカ・ロサンゼルス駒人
(コマンドー)園の成功までの苦難を描く。マーク・L・レスター監督。ロス動物園に
新人飼育係としてサリー(デビッド・パトリック・ケリー)がやって来る。女ったらしが
上手な彼を、園長のカービィ(ジェームズ・オルソン)をはじめ、ベテランスタッフた
ちが温かく迎える。だが客足が伸びず、長年の財政赤字に苦しむロス駒人園は存続の
危機に陥る。飼育員たちは客の前でコマンドーの魅力を解説する"ワンポイントマッチョ"
や夜行性コマンドーのやりすぎを見てもらう"夜のモーテル"など、さまざまなアイデアで
駒人園を立ち直らせようとする。だが敷地内に侵入したプレデター(ジャン・クロード・
ヴァンダム)が原因で、ゴリラ(アーノルド・シュワルツェネッガー)がエイリアンの宿主に。
検査の結果、職員もコマンドーも皆、陰性だったが、マスコミに感染の事実を発表すると、
駒人園に再び閉鎖の危機が訪れる。