勤務中に株取引、5年で955回 国税調査官を減給処分
http://www.asahi.com/national/update/0427/TKY201004270438.html 朝日新聞 2010年4月27日
都内の税務署に勤務する上席国税調査官の男性職員(44)が、勤務中に株
取引をしたり無断で海外旅行をしたりしていたとして、東京国税局は27日
この職員を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にしたと発表した。
同局によると、職員は出張時、移動する電車内や立ち寄ったインターネット
カフェなどで株を売買。勤務中の取引は2005年1月から5年間で計955
回確認された。職員は法人税を扱っていたが、業務と関連する取引はなかった
という。また、01年1月以降、事前承認が必要な海外旅行に計15回、無断
で行っていた。
同局国税広報広聴室は「公務員としてあるまじき行為であり、再発防止につ
いて一層の徹底を図っていく」としている。