そして秋田は韓国人に乗っ取られた  終

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1 ホワイトボード(大阪府)

韓国で昨秋に放送された人気テレビドラマ「IRISアイリス」のロケ地となった秋田県に、
韓国人ファンが押し寄せている。低迷していた観光地をにぎわせ、
一時は運休が検討されたソウル便も上昇気流に乗せた。
21日から日本でも地上波放送が始まり、関係者は「冬ソナ」現象で
日本人客が多数訪れた韓国の逆パターンとして観光客増を期待している。

■気になるなまはげ
同県男鹿市の観光施設「なまはげ館」。なまはげを前にカメラに笑顔を向ける韓国人観光客。
こんな風景が、韓国の大手旅行会社がロケ地をめぐるツアー旅行を始めた昨年11月以降続いている。

ドラマの主役は、日本でも人気の俳優イ・ビョンホンさん。なまはげはイさんが着た衣装だ。
大学生のソン・ヒョウチュンさん(20)は「ドラマで(なまはげを見て)『何あれ?』と気になっていた。
ビョンホンは変な衣装を着てもやっぱり格好いいわ」。

同館への韓国人観光客はこれまで数えるほどだったが、昨年末から今年3月末までに約1700人が訪れた。
仲村一晃支配人は「ウォン安円高で韓国の観光客は見込めなかったが、驚いている」と話す。

ドラマは、韓国の制作会社が「日本の雪国を撮りたい」とロケ地を探していたところ、
秋田県と観光地の人々が無料で宿泊先や交通手段を提供する約束をして選ばれた。

■国際線の搭乗客最高

ロケ地ブームで上昇気流に乗ったのが、県内唯一の国際便(秋田―ソウル線、週3便)だ。
2001年の就航以来、年平均の搭乗率が5割を割るなど低迷が続き、
10年秋以降の運航継続が危ぶまれていた。しかし、昨年11月以降、利用者は急増。
今年1月には利用者6075人(前年同月比3298人増)、韓国人搭乗客4819人(同3500人増)と史上最高を記録した。
大韓航空は1、2月は座席数が倍の大型機(約300席)を投入した。

ttp://www.asahi.com/national/update/0421/TKY201004210259.html