ゲームやDVDなどの女性に対する性・暴力表現は人権侵害→男女共同参画で規制されることに

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1 手帳(アラバマ州)

 画面の中に住むバーチャルなあの娘やこの娘にも人権が認められる日がついにやって
来た! 第3次男女共同参画基本計画にゲームやDVDにおける女性に対する性・暴力表現
が人権侵害だとして規制対象に盛り込まれたのだ。

 これは男女共同参画局が、第3次男女共同参画基本計画策定に向けてweb サイト上で
公開しているもので、“DVDやビデオ、パソコンゲーム等などのバーチャルな分野においても
女性に対する人権侵害が行われており、これは男女共同参画社会の形成を大きく阻害
するものである”と資料には書かれている。

 何を言ってるのかよくわからないが、とにかくバーチャルな分野、つまりゲーム、アニメ、
漫画、DVDなどの分野の女性に人権が認められ、この女性たちに対して性・暴力表現を
行うことは女性の人権侵害であるらしい。

 ……本気で言っているんだろうか?

 お偉いさんの考えることは下々の私にはちょっと理解できそうにない。この規制案を盛り
込んだのは“非実在青少年”規制の都条例でお馴染みの後藤啓二弁護士らだそうだ。
こんなくだらないことを議論するために兆を超える予算が税金から投入されていることを
考えると「なんで税金収めてるんだろう」とちょっと考え込んでしまう。

 なお、この規制案についてはパブリックコメントが募集されているので、バーチャルな
あの娘のあんな姿やこんな姿が見られなくなると困るという方は意見を送ると良いだろう。
募集期間は4月16日から5月12日まで。

 「II-8.女性に対するあらゆる暴力の根絶」意見募集メールフォーム
 https://form.cao.go.jp/gender/opinion-0043.html
 「II-12.メディアにおける男女共同参画の推進」意見募集メールフォーム
 https://form.cao.go.jp/gender/opinion-0047.html

http://digimaga.net/2010/04/does-a-virtual-woman-have-human-rights.html