川鶴酒造(香川県観音寺市)が三豊市産のイチゴを原料に仕込んだ日本酒ベースのリキュール「ほの苺」の販売が始まった。
2年目の今年は前年よりも1割多い6千本を出荷し、「地産他消」を図ろうと首都圏や関西圏での販売を増やす。
同社は昨年、県産の四季の果物を使った果実リキュール4種類を開発。
「ほの苺」は三豊市産の「女峰」を使用し、にごり酒に、朝採れイチゴを手作業ですりつぶして仕込んだ。
同社によると、天候不順でイチゴの品質が安定せず出荷が前年より1カ月程度遅れたが、
「生産者の努力と協力のおかげで、自信を持って出荷できる味に出来上がった」という。
1本500ミリリットル入り、価格は千円(税別)。香川県内の百貨店、スーパー、酒販店で販売するほか、蔵元直送にも対応する。
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/economy/article.aspx?id=20100417000070