【俺たちの民主党】 児童ポルノサイトへのアクセス遮断「可能」  現行の刑法にて

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1 バールのようなもの(神奈川県)

<原口総務相>児童ポルノサイトへのアクセス遮断「可能」


 原口一博総務相は16日の閣議後会見で、インターネット上の児童ポルノ流通防止対策として導入を検討している、
問題サイトへのアクセスをプロバイダー事業者が強制的に遮断するブロッキングについて、
刑法で違法性を問わないと定める「緊急避難(としてなら可能だ)」との考えを示した。
総務相が自身の見解を表明するのは初めてで、ブロッキング実施は確実な情勢となった。

 ただし、警察庁などからは、緊急避難としての整理では、ブロッキングできる範囲が極めて限定的との指摘も出ている。
今後、政府の犯罪対策閣僚会議に設けられた児童ポルノ排除対策ワーキングチームで最終的な詰めの作業が行われる見通しだ。

 「通信の秘密」は憲法が保障し、電気通信事業法も、通信事業者に順守を義務づけている。
原口総務相は、ブロッキングは「通信の秘密」を侵害するが、緊急避難なら可能との認識を示した。
警察庁の有識者会議も先月、同様の見解をまとめているが、違法性を免れる根拠について、
警察庁側はより広いブロッキングが可能な「正当業務行為」と位置づけたい意向だ。

 この点について、原口総務相は「正当業務行為と言い切るには、通信の秘密は重い」と発言。
警察庁との考え方には開きがあることも明らかにした

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100416-00000038-mai-pol