春の風音で被害続出

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1 丸天(北海道)

強風:「春の嵐」被害続出 秋田で最大瞬間風速29.1メートル /秋田

 県内は14日、発達した低気圧の影響で「春の嵐」に見舞われ、男鹿市で屋根から転落した男性が死亡。
民家などの屋根が飛ばされる被害が相次ぎ、鉄道各線が一時運転を見合わせてダイヤが大きく乱れた。
秋田地方気象台によると、低気圧が日本海北部からサハリン付近に発達しながら進んで冬型の気圧配置となり、
強い西風が吹いた。

14日午前2時46分に秋田市で最大瞬間風速29・1メートルを記録。北秋田市脇神で同26・2メートル、
横手市と湯沢市でも同24・5メートルに達した。また寒気も入り込み、秋田市の最高気温は7・2度と平年より
6・1度も低かった。

県警警備部のまとめでは、14日午後4時までに県内の民家15棟と、小屋17棟のトタン屋根が飛ばされた。

JRは沿線の風速計が運転規制値を超えたことから、秋田新幹線が秋田−盛岡間などで8本運休。
その他も羽越線、奥羽線などで86本が運休し最大約4時間の遅れが出て約2万人が影響を受けた。
大館能代空港の大阪便1往復も強風のため欠航した。

東北電力秋田支店によると秋田市、大仙市、仙北市で送電線が切れたり飛んできたトタン屋根が引っかかって
周辺が一時停電した。

http://mainichi.jp/area/akita/news/20100415ddlk05040003000c.html