下田の森の美術館が営業再開

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1 やかん(三重県)

冬季休館していた三条市馬場の「下田の森の美術館」が今月から、営業を再開した。里山の自然に囲まれた小さな美術館は、開館から3年で延べ約1万人が来場。
癒やしの場として、人気が広がりつつある。ことしも企画展など多彩な催しを予定している。

美術館は、洋画家・貞永マミさん(山口県在住)の作品寄贈をきっかけに、市内の住民グループが2007年に開設。築約25年の洋館の改装や庭の整備など、多くのボランティアの手作りで誕生した。
2階建ての館内には、メーンホールなどに貞永さんの作品約50点を常設展示するほか、喫茶スペースや和室もある。里山や庭では、春はトサミズキや桜、夏はユリ、秋はコスモスなど季節の草花を楽しめる。
企画展では、29日〜5月9日に人形作家高橋キミ子作品展、5月15〜23日に三条陶芸会と、やまぼうしの会合同作品展を開く。
昨年は県内を中心に約4千人が訪れた。伊藤敏栄館長は「まだ地名度不足だが、口コミで来場者は徐々に増えている。絵画と自然を楽しみながら、ゆったりした時間を過ごしてほしい」と話している。
入館料400円(中学生以下無料)。年間パスポートは千円。水曜休館。問い合わせは0256(46)5576。

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/10662.html