【マルメンオワタ】 メンソールたばこ、販売禁止になるかも・・・

このエントリーをはてなブックマークに追加
1 和紙(東京都)

 米食品医薬品局(FDA)が、メントールたばこの製造過程と販売に関するデータをたばこ製造各社に要求している。
提出されたデータは、メントールたばこの製造販売を禁止するか否かの判断に役立てられる。

 FDAのたばこ製品科学諮問委員会は3月31日、メントールたばこのミント・フレーバーが、
若年層を喫煙へと導いている可能性があることが過去のデータにより示されたと説明した上で、
さらなる調査のためにデータの提出を求めた。
アルトリアをはじめとするたばこ製造各社は今年中にデータを提出する。

 オバマ米大統領が昨年6月に署名した「たばこ規制法」によりFDAのたばこ規制における権限が強化されたが、
この法律は、たばこにクローブやストロベリーなどのフレーバーを加えることを禁止している。
現在最もポピュラーなフレーバーたばこであるメントールは対象外となったが、
今後FDAが通常のたばこより健康リスクが高いと判断すれば規制の対象となる。

 諮問委員の一人で、ジョンズ・ホプキンス大学精神学科のジャック・ヘニングフィールド教授は
「われわれが解明したいのは、非喫煙者が喫煙を始める際にメントールが与える影響の度合い」と委員会で述べた。

 12人のメンバーからなる諮問委員会は、1年以内にメントールたばこ規制に関する提案をFDAに提出するよう求められている。
それを受けてFDAは2012年3月までに最終決定を下す。

マルメン
ttp://www.sankeibiz.jp/images/news/100414/mcb1004140506025-p1.jpg
ttp://www.sankeibiz.jp/macro/photos/100414/mcb1004140506025-p1.htm