「茨城ゴールデンゴールズ」身売りへ、地元に買取手が現れなければ競売も

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1 手錠(青森県)

衝撃告白! 欽ちゃん球団「身売り」

ついに不況の波は欽ちゃんも襲った! タレントの萩本欽一(68)がオーナーの社会人野球クラブチーム「茨城ゴールデン
ゴールズ」が売却先を探していることが、本紙の取材でわかった。現時点で買い手は見つかっていないが、アマチュア野球の
すそ野を広げ、クラブチームブームの火付け役となった茨城GGの「身売り」は大波紋を広げそうだ。

欽ちゃん球団≠ニして全国区となった茨城GGは「野球による地域の活性化、さらには野球界の活性化」を目的に2005年
設立された。監督に就任した欽ちゃんはゲームの指揮はほとんどとらず、独特のマイクパフォーマンスで会場を盛り上げる
ことに終始。これがウケた。

プロ野球界では楽天イーグルスの誕生で地域密着化が加速したこともあり、時代にマッチしたのだ。チームは茨城を活気づけた
だけでなく、全国アマチュア野球の活性化に一役買った。その欽ちゃんは今季限りで監督職を勇退することを発表しているが、
そればかりか愛着のある球団を人の手に託すことを決意した。

欽ちゃんは本紙の取材に球団の売却先を真剣に探していることを明かした。「うん、誰か茨城GGを引き受けてくれる人を探して
いるの。オレも引退するしさ。ここまで盛り上げてきたから、何とか受け継いでくれる人がいないかな?と思ってね」監督勇退を
決めたからには潔く手を引くべき??。

だが、理由はそれだけではない。厳しい経営状況も、チームを手放すことになった原因の一つだ。茨城GGはもともと、地域
振興を目的としたものでで「収支はトントンだった。お金よりも野球で地域を盛り上げることに主眼を置いていた」。それでも
球団運営には相当苦労していたようで、06年には経営スリム化を図るために選手のリストラも行っている。

身売り先については現在の本拠地・茨城県内が理想だが、ここで欽ちゃんから意外なプランが飛び出した。「競売するのも
いいかな」。こう漏らした欽ちゃんは続けて「別に僕がもらおうっていうんじゃないんだよね。一番高い値を付けるっていうことで
熱意を見たいの」と真意を説明。いずれにしても欽ちゃんの衝撃告白により、今後、茨城GGをめぐるシ烈な争奪戦が繰り広げ
られることは必至だ。
http://www.tokyo-sports.co.jp/hamidashi.php?hid=7961