野村総合研究所(NRI)が4月9日に発表した航空のマイレージを含むポイント市場のまとめによると、
2008年度の年間最小発行額は8917億円以上と推計する。
その後、2009年度に9115億円、2012年度に9540億円と緩やかに拡大を続け、2014年度には9849億円と
1兆円規模に達する可能性が高いと予測している。
ポイント市場はこの3年間で大きく動いている。2007年3月に東京メトロらが電車の利用金額に応じてポイントを
付与するプログラムを開始。その後、4月にセブン&アイ・ホールディングスが「nanaco」、同じくイオンが「WAON」、
6月にはJR東日本が「Suica」にポイントプログラムを導入している。さまざまな企業がポイントプログラムを提供しており、
ポイントを使える店舗も増えている。
NRI金融戦略コンサルティング一部コンサルタントの伊藤智久氏は、「ポイントを共通化することで自社だけでなく
周囲を取り込み、一大経済圏を構築してきた」と説明。しかし、実際には「ポイント交換よりも、ポイントの共通化による
連携強化を志向しているのではないか」(伊藤氏)と指摘している。
以下ソース参照
http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20411870,00.htm