ルイーズの声やあえぎを収録した作品 リリース

このエントリーをはてなブックマークに追加
1 メスピペット(アラビア)

ギャヴィン・ラッソム率いる最新エレクトロ・プロジェクト、The Crystal Arkが最初のシングルとなる12インチ版をリリースした。

かつてデリア・ゴンザレスと組んでダンス・ミュージックを世に問い、最近ではBlack Meteoric Star名義でアルバムをリリースするなど
精力的な活躍を続けていたエレクトロ界のサウンド・クリエイター、ギャヴィン・ラッソムが別名義でDFAレコードから新作をリリース。

同郷ニューヨーク出身の女性ヴォーカル、ヴィヴァ・ルイーズの声やあえぎを
大胆にフィーチャーし、ラテン・フレイヴァーのあるエレクトロニカ・ダンス・チューンをつくり上げた。

DFAレコードのウェブサイトによれば、今回のラテン色は、
ギャヴィンが最近5週間程かけて旅と演奏を繰り広げたブラジル風土の影響が色濃いとのこと。

そこからカリオカ・ファンクや南アメリカ・スタイルのレイヴなど、ブラジルのネイティヴな音の要素や精神を取り入れ、
それにエレクトロな重厚ビートとやや調子外れのヴィヴァ・ルイーズのユルさをブレンド。

確かに重くなりがちな楽曲全体のムードが巧みなバランスを保ち、トリップ感の味わえるダンス・チューンに仕上がっている。

タイトルが示すように、クールなビートの中にギャヴィンの”眠らない”偏執的情熱がふつふつとたぎる、そんな一枚とも言えるかもしれない。

http://www.music-snap.com/news_qswam5rOW.html