http://news.ameba.jp/imgs/0412alpaca.jpg 横浜の倉庫にアルパカが出現する
4月10日、横浜市の倉庫に、白いモフモフのアルパカがやってきた。化学メーカーの
クラレが主催する、社会貢献活動「ランドセルは海を越えて」キャンペーンの一環として
行われた「旅立ち準備」のボランティアイベントを応援するためだ。アルパカは南米の
動物で、同社のCMで大ブレイクした。
倉庫では、全国から贈られてきた使用済みのランドセルをアフガニスタンに届けるため、
ボランティア約150人が無心で作業に取り掛かっていた。突然のスペシャル・ゲストの登場に、
倉庫内にはどよめきが起こり、癒し系動物の本領発揮か、作業の疲れも吹き飛んだようだ。
宗教上の理由で、アフガニスタンには豚皮のランドセルを贈ることができない。それらは
モンゴルなどの子どもたちに贈るため、ひとつひとつ素材を見極め、金具を確認し、文房具や
ろうそくを入れては箱詰めをした。
同キャンペーンは2004年からスタートし、今年で7年目を迎える。過去6年の間に、
アフガニスタンなどの子どもたちに届けられたランドセルの数は6万個以上。今年贈られてきた
ランドセルは1万1千個を超え、今、静かに旅立ちの時を待っている。後援は(財)ジョイセフ、
(社)日本かばん協会・ランドセル工業会。
http://news.ameba.jp/domestic/2010/04/62826.html