流通革命!山梨のスーパー各社がやりやがった!!クレートの標準化で物流効率大幅up省資源にも効果

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1 豆腐(長屋)

山梨発「流通革命」 主要スーパーが標準クレート導入で物流効率と省資源化に効果 2010.4.11 12:00

 食料品店が商品仕入れで使う物流用の製品かご「クレート」(食品通い箱)を、山梨県内の
主要スーパー10社・事業所が今月から順次標準化する。

 日本スーパーマーケット協会によると、同一県内のスーパー10社・事業所がクレートの標準化に
同一歩調を取るのは初めて。輸送コストの低減などスケールメリットが生まれるという。

 これまではメーカーから出された製品は卸業者によって製品ごとにサイズの異なるクレートに仕分けられ納品された。
 サイズは100種類以上あるとされ、大量に仕入れる大手スーパーではトラックの荷台にうまく収まらずに
輸送効率を下げ、使用後のクレート保管スペースも必要だった。

 山梨県内で今月から標準クレートを導入するのは、アマノパークス、いちやまマート、オギノ、巨摩野農協、公正屋、
さえき、セルバ、日向、やまと、ユニーの10社・事業所。
 クレートは流通過程で使われる台車に合うようI型とII型(3種類)のサイズに絞った。
 クレートは循環して使用するため、物流センターが洗浄。テスターで洗浄度合いを検査する仕組みも導入した。

 先駆的に導入したユニー(本社、愛知県)によると、「クレート置き場のスペースが極点に減った」。
 輸送用トラックの搭載率では「荷台に無駄なスペースができないために10〜20%アップする。段ボール箱をメーカーが
クレートに代えると、30%アップが見込める」(日本スーパーマーケット協会)という。

 物流効果のほかに、卸業者にとって個別の仕分け作業が集約されるため作業効率が高まる。
 段ボール箱を標準クレートに換えることで、ゴミの発生を抑制しリサイクル費用や梱包(こんぽう)資材費も低減する。

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100411/biz1004111203004-n1.htm
山梨県内の主要スーパー10社・事業所が今月から導入を始めた標準クレート。物流効率を高めることができるとされる
http://sankei.jp.msn.com/photos/economy/business/100411/biz1004111203004-p1.jpg
つづく!!