谷垣総裁、舛添氏に不満を表明
自民党は7日、夏の参院選に向け地方組織幹部と意思疎通を図るため、全国幹事長・政調会長会議を
都内のホテルで開いた。一部県連から、人気の高い舛添要一前厚生労働相の執行部起用を求める声が
出たのに対し、谷垣禎一総裁は登用を検討したことを示唆した上で「電話をしてもつながらず、
(事務所を通じ)『瞑想(めいそう)中なので会わない』と返答するような人に仕事を任せるつもりはない。
おとこ気の問題だ」と不満を表明、理解を求めた。
会合では谷垣氏が冒頭、「若い力の戦闘力を示すことを通じ、必勝の構えをつくりたい」と中堅、
若手を中心とした「影の内閣」が発足したことをアピールした。
これに対し「谷垣総裁を支えるのがわれわれの役目。昨年の衆院選は団結しなかったから負けた。
今こそまとまるべきだ」と結束を訴える声が続出。舛添氏については「執行部に起用し、
党が変わったとのイメージを出してほしい」(熊本)、「副総裁か党三役にすれば党の支持率は上がる。
あらゆる手を尽くしてほしい」(石川)との待望論が出た。
新党結成のため離党届を提出した与謝野馨元財務相に対しては「比例で復活当選した『おまけ』のような議員が、
離党して脚光を浴びるのは許せない」(長崎)と批判する意見もあった。
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20100407-615405.html 民主党の渡部恒三元衆院副議長(77)は、党を牛耳る小沢幹事長に距離を置く「反小沢」だが、
「自民党が(下野から)たった6カ月でここまでみじめな政党になるとは。
政治とカネで非難を受けていた小沢君の立場が安定して、参った(笑い)。
小沢君が辞めなくても参院選は勝てそうな気がする」述べ、
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20100408-615467.html