千葉県内の障害者支援施設で昨年1月、20代の女性入所者に性的暴行を加えたとして、
準強姦(ごうかん)の疑いで当時の生活支援員の男(23)が千葉県警に逮捕、起訴されていたことが
7日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、男は榊田悠人被告。容疑を認めている。女性には重度の知的障害と
精神障害があり、会話も十分にできない状態。女性は妊娠、死産しており、DNA鑑定の結果、
榊田被告が胎児の父親と判明した。
起訴状によると、榊田被告は昨年1月下旬ごろ、施設内の女性の部屋で、女性が心神喪失
状態であることに乗じ、性的暴行を加えたとしている。
施設長は「利用者を守る立場の職員が事件にかかわっていたことはショック。被害者とご家族に
本当に申し訳ない」と話している。(共同)
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