池澤夏樹さんを代表とする委員会、登別に記念館

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1 ガムテープ(岐阜県)

知里幸恵の故郷・登別に記念館 9月開館へ

■「ノート」、日記など300点

 記念館は「仮称・銀のしずく館」。1903年に幸恵が生まれた同市登別本町2丁目に建設する。木造一部2階建て約180平方メートルの館内
に、神謡集の初版本や道の有形文化財に指定された「知里幸恵ノート」の復刻版、日記、手紙など約300点を展示。地域の文化活動に活用で
きるスペースも設ける計画だ。

 幸恵は幼いころに登別を離れて旭川に移り、言語学者の金田一京助との出会いが転機となって22年に上京した。神謡集の校正を終えた直
後に持病の心臓病が悪化し、故郷の登別に帰りたいという願いはかなわず、同年9月に19歳の若さで世を去った。

 記念館は、幸恵が伝承に命をかけたアイヌ文化を発信する場として計画され、作家の池澤夏樹さんを代表とする建設募金委員会が2002年
に発足。これまでに約2400人が賛同し、目標の3千万円の9割を集めた。



- asahi.com - (一部抜粋)
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001004050009