「みんなのうた」に不適切映像…DVD回収へ
NHK「みんなのうた」の楽曲「コンピューターおばあちゃん」に不適切な映像が含まれていることがわかり、
NHKは2日、映像を手直しすると発表した。
この曲は、バイクに乗って宇宙を疾走する「おばあちゃん」のアニメーションが使われ、
1981年12月の初放送後、たびたび再放送されている。2004年にDVD化され、
通信販売で5000セット売られたが、それを見た人の指摘で、
おばあちゃんの背景に女性の尻や胸、下着姿の写真がそれぞれ約0・1秒ずつ映っていることが判明した。
NHKは通信販売の名簿を元に、購入者に新たに手直ししたDVDを送り、古いDVDを回収する。
また映像が手直しされるまでは放送しないことも決めた。
NHK広報部は「酸いも甘いもかみ分けるおばあちゃんの人生経験をイメージした映像表現だった。
テレビ画面が大型化し、コマ送りもできる現在の視聴態様を考えると、
ファミリー向けの番組としてふさわしくないと判断した」と説明している。
(2010年4月2日18時50分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20100402-OYT1T00928.htm