http://www.komei.or.jp/news/2010/0402/17092.html 公明党は1日、東京・新宿区の公明会館で中央幹事会を開き、神崎武法常任顧問から申し出が
あった健康上の理由による衆院議員辞職を了承した。神崎氏は引き続き常任顧問にとどまる。
席上、井上義久幹事長は、先週26日に神崎常任顧問から山口那津男代表に対し、健康上の
理由で議員を辞したいとの申し出があったことを報告。「本人の強い意思、申し出でもあり
了とすることを決断した」と述べた。
これを受け、神崎常任顧問が議員辞職を決断した経緯を説明。山口代表は「任期途中で辞めるの
は異例であり、本来なら慰留すべきだが、本人の体調のことであり、申し出をやむを得ず受け
入れることにした」と語った。
その後、記者会見した神崎常任顧問は、自身の健康状態について、腎機能の低下で週3回の
血液透析の治療を受けているとして「政治活動を十分に行うには支障があると判断し
議員辞職を決断した」と説明。「党員・支持者、創価学会員の皆さまには26年間
国政に送っていただき、心から感謝と御礼を申し上げたい」と述べる一方、「引き続き党の
常任顧問として参院選での公明党勝利のために全力で戦う」と強調した。
神崎常任顧問は1983年の衆院選で初当選し、当選9回。細川内閣の郵政相などを経て
98年に党代表に就任し、2006年まで約8年間務めた。