【民主党】 高校無償化法案、31日成立へ   朝鮮学校に適用で支持率低下か

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1 鉤(神奈川県)

高校無償化法案、31日成立へ 参院選へ思惑見え隠れ


 ■朝鮮学校に適用なら支持率低下も

 鳩山政権の目玉政策の一つ、高校授業料無償化法案が31日の参院本会議で可決、成立する。
法案審議で最大の論点となったのは、朝鮮学校への無償化適用の是非だ。
鳩山由紀夫首相をはじめ政府の方針が二転三転し、結局は判断を第三者機関に丸投げした。
しかも、国会審議で「夏ごろに結論を得ようと考えている」(川端達夫文部科学相)と答弁するなど、
7月の参院選への影響を回避したいとの思惑も透けてみえる。(小田博士)

 高校無償化の対象に、朝鮮総連の強い影響下にある国内の朝鮮学校を含めるかどうかは、
法案策定時から政府内で議論となっていた。関係閣僚の間でも賛否が分かれた。
その声に引きずられるように鳩山首相の発言も揺れた。

 ◆支給の「隠れみの」

 首相は当初、「(朝鮮学校への支給に反対する)中井洽(ひろし)拉致問題担当相の考え方は一つある」
「(支給対象は)国交のある国が優先される」と慎重姿勢を見せていた。

 しかし、福島瑞穂消費者・少子化担当相(社民党党首)らが、朝鮮学校も無償化すべきだとの主張を強め始めると、
首相は「できるだけ認めていきたい。今、その仕組みを作っている」と前向きな姿勢に転じた。

 首相には“前科”がある。首相は高校学習指導要領の地理歴史の解説書における「竹島」記述の取り扱いについて、
「当初は『日本の領土だから、書きこめばいい』との考えだったが、昨年10月の日中韓首脳会談後から変節し
、結局、官邸主導で記述を見送らせた」(首相周辺)という。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100329-00000044-san-pol
(2以降に続く)