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685 パステル(東京都)
大橋巨泉が「ザ・コーヴ」に愕然「まだ日本に残虐なイルカ漁があったのか。自主的に廃止しろ」

週刊現代2010年4月3日号の連載「今週の遺言」で、イルカ漁を隠し撮りした映画「ザ・コーヴ」に大橋氏は
言及した。日本で今もイルカ漁が存続しているとは知らなかったので、愕然としたという。大橋氏は、
自他共に認める動物好きである。そのため、かつて伊豆のイルカ漁の現場は見ない方がよいと忠告された
こともあるそうだ。
イルカ漁という伝統が衰退した背景には、その方法が残酷であるということを否定的に評価した、
日本国民の民意があるという。これは、FNNのインタビューに対して、ルイ・シホヨス監督が
「たとえ食文化であっても、悪いものは消えなくては」と発言したことに酷似しているようにも見える。
大橋氏はコラムの末尾で、イルカ漁の廃絶を訴える。ただし、それに至る過程が重要であると考えるそうだ。
日本はゼノフォビア(外国人嫌悪)であると同時に、外圧に弱いことが特徴であると、大橋氏は指摘する。
そして、日本は外圧によってではなく、自主的にイルカ漁をやめるべきであるという。
ここで、ゼノフォビアという言葉が、なぜ唐突に出てくるのか。その点について、コミュニケーション論を
研究する社会学者に話を聞いた。同氏によると、この言葉は、おそらく大橋氏も一員である「進歩派」の
立場の人々が重視するものだという。彼らが日本社会を論じる際に、「人間の安全保障」、「多文化共生」
等と並んで使用されてきたキーワードであるとのこと。
一般的に安全保障は、軍事を中心とした国家単位の問題である。それを強化することは、国家の安全を
脅かす危険な存在と見なされた移民たちを不安に陥れ、かえって人々の間での相互の不信感を
増長させるという。そのような人々を排除するのではなく、「国民」として扱われない
不法滞在者らと共存する社会を作ることを、彼らは提唱する。(以下省略)
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