全日本珠算道連盟(本部・秋田県能代市)が珠算学習に意欲的に取り組み、成果を挙げた小中学生を対象に選考するはばたき賞に本県から、
盛岡市内の珠算教室に通う小中学生7人が選ばれた。
同連盟県支部(佐々木光夫支部長)によると、例年の県内受賞者は1、2人で、一度に7人が選ばれるのは珍しいという。
長期の休みを活用した合宿への参加や、各種大会での活躍が評価された。
受賞したのは、盛田修靖(しゅうや)君(岩手大付属中1年)、佐藤鴻気(こうき)君(岩手大付属小6年)、佐藤創(つくる)君(桜城小6年)、
山口美羽さん(本宮小6年)、片岡貴(こうき)君(城南小4年)、武蔵菜花(なのは)さん(盛岡白百合学園小3年)、藤野日菜子さん(本宮小2年)。
同連盟県支部が本部に推薦した盛岡市や一関市などの児童生徒21人の中から選出された。
春、夏、冬休み期間を使った合宿などの地道な取り組みや、全国大会や県内競技会での実績が受賞につながった。
武蔵さんは「今までもらった中で一番大きな賞状で、うれしい。先輩たちのように、読み上げ算をもっとスピードアップしたい」、
盛田君は「みんなでわいわい練習できるのが楽しい。普段の生活に生かして、買い物などの計算ができるようになった。次は昇段を目指したい」とさらなる飛躍を誓う。
佐々木支部長は「そろばんを中心に考えてくれる子どもたち。挑戦する気持ちを忘れず、新学年になっても意欲を持って取り組んでほしい」と激励する。
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