マラリアなど感染症の媒介として世界で深刻な問題になっている蚊の「伝染力」を、
「空飛ぶワクチン」として転用する研究を、自治医科大学(Jichi Medical University)
のチームが進めている。
(中略)
しかし吉田氏は、必ず科学によって解決がもたらされ、媒介動物である蚊がいつか
発展途上地域でのマラリア撲滅に一役買う日が来るのではないかと展望している。
蚊の転用研究に問題は皆無ではない。事前情報がないままワクチン蚊を放てば
倫理的問題が生じるだろうし、またワクチン蚊だとしても依然、実際にマラリアに
感染している人を刺してその血液を通じて感染を広げかねない。
吉田氏のチームではこうした問題に取り組んでいくとともに、自分の体内に入った
マラリア原虫自体を殺す能力のある蚊の開発にも希望をもっている。
全文はソースで
蚊の媒介力、「空飛ぶワクチン」への転用を研究 自治医大
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2713486/5532000 依頼18