††††　スレ立て依頼所　††††

スレタイ　渡部恒三じっち「来年の子ども手当全額払えんだべか・・・」

　鳩山内閣で、最初の予算を年度内に成立させることができた。「必殺仕分け人」と呼ばれたように、予算編成の過程で行政が要求する予算に無駄がないかという作業も一生懸命やった。
子ども手当や高校無償化などマニフェスト（政権公約）も反映でき、まず及第点をいただいていいのではないか。

　だが平成２３年度予算はどうやって組むのか、さっそく心配になってきた。いくら倹約しても歳出は９２兆円かかる。がんばっても税収は３７兆円しかないからだ。
民主党が政権を取って喜んだのもつかの間、財政を考えるとめちゃくちゃな経営をしていた後の会社の立て直しを引き受けたようなものだ。おまけに経済も冷え込んでいる。（略）

厳しいけれど、やっぱり政治家が心がけるべきは「入るを量りて出るを制す」だ。

　例えば、今年の予算で苦労した子ども手当。１万３千円を支給できることになったが、来年の２万６千円全額支給はどうか。もう一度考えなくてはならない。経済や国民生活のため何を優先すべきかを見極めることも必要だ。

　もちろん、子ども手当は民主党がマニフェストで掲げた政策だ。もし、見直しということになれば公約違反だという批判も起きるかもしれない。

　したがって、当然のことながら、修正する場合には、参院選挙前にこのことを国民に率直に申し上げて、ご理解を得なければいけない。われわれだって実際に政権を担当してみたら、初めて分かったということもある。
それならそれで、今の日本の財政状態や、この苦境を分かっていただけるよう、汗は流さなくちゃいけない。（略）

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100325/stt1003250308000-n1.htm