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10代・20代の6割「朝鮮戦争がいつ起きたか知らない」
10代および20代の半数以上は、6・25戦争(朝鮮戦争)がいつ起きたのかを知らないことが分かった。
韓国ギャラップが、6・25戦争60周年に合わせ、韓国の13歳以上の男女1703人を対象に、「6・25戦争が何年に始まったか知っているか」と尋ねた結果、
「1950年」と正しく答えた回答者は60.9%で、39.1%は「知らない」と答えるか、あるいは誤った年を答えた。
中でも13歳から19歳までの10代は、戦争が発生した年を知らないというケースが62.9%、20代でも58.2%に達した。
6・25戦争に対する責任が最も大きい国については、「北朝鮮」との回答が43.9%で最も多く、
「韓国・北朝鮮の双方」16.9%、「日本や中国など韓半島(朝鮮半島)周辺国」11.5%、「米国」10.9%、「ソ連」8.5%、「韓国」2.3%の順となった。
北朝鮮による戦争挑発の可能性については、95年に行われたギャラップの調査では「ある」が52.7%で、「ない」(47.3%)より高かったが、今回の調査では「ある」43.8%、「ない」52.2%となった。
15年前に比べ、北朝鮮による挑発に対する懸念がやや薄らいではいるものの、依然として半数近い。
統一に対する見解は、「一日も早く成すべき」(23.9%)、「10年後くらいに漸進的に成すべき」(47.0%)など、70%程度は統一を望んでいたが、
「統一するより現状のままがよい」(26.0%)という回答者も、4人に1人の割合に達した。統一を望まないという回答者は、前回2001年のギャラップ調査の結果(7.6%)に比べ、約10年間で3倍以上に増えた。
今月5日に実施されたこの調査の最大許容標本誤差は、95%の信頼水準でプラスマイナス2.4ポイント。
http://www.chosunonline.com/news/20100325000032