【韓国】サムスン電子、2010年の決算は売上高155兆4000億W、営業利益15兆5000億Wになる模様
韓国のサムスン電子は19日、2010年の業績について、
売上高の2けた成長と営業利益の増加を目指す考えを示した。
設備投資も09年から拡大する見通しとし、引き続き柔軟に投資を行う考えを示した。
同社の崔志成・最高経営責任者(CEO)は年次株主総会で
「世界経済は今年、各国の景気刺激策を支えに成長モメンタムを維持する公算が大きい。
ただ、競争激化も見られ、それが当社の事業見通しを厳しくする可能性がある」と表明。
「為替相場など、事業を取り巻く不透明感があるが、コスト競争力の改善や
市場シェア拡大により、売上高で2けたの伸びを実現し、
営業利益で09年の水準を上回ることを目指す」と述べた。
同社の09年売上高は連結ベースで136兆3000億ウォン(1208億ドル)、
営業利益は10兆9000億ウォンとなり、
半導体と液晶ディスプレー(LCD)パネルの堅調な回復を受けてともに過去最高を記録した。
トムソン・ロイター・エスティメーツによると、
サムスン電子の2010年売上高は連結ベースで14%増の155兆4000億ウォン、
営業利益は42%増の15兆5000億ウォンと予想されている。
2010年 03月19日 ロイター通信
http://jp.reuters.com/article/resultsNews/idJPnJS862169620100319