原口総務相「介入と感じたのであれば、遺憾なこと」 自殺報道の内容照会で
総務省が在京の民放テレビ局5社に、東京都清瀬市の女子中学生自殺報道について取材手法や、
内容を問い合わせるメールを送った問題で、原口一博総務相は19日午前の閣議後会見で、
「(総務省の担当課である)照会する側にその気がなくても、受ける側(民放各社)が
報道への介入と感じたのであれば、遺憾なこと。今後十分に注意するようにしたい」と述べた。
総務省として近く同問題の調査結果を公表する。
この問題は今月5日、総務省地上放送課の課長補佐が送付。遺影や生前写真を使ったかどうかや
遺書を読み上げたかなどを問い合わせた。一部の放送局は回答を断り、同省は9日に質問を取り下げた。
これに関連し、日本民間放送連盟の広瀬道貞会長は18日の会見で
「番組問題で政府が介入すべきではないという立場からいえば、十分問題。
大変遺憾に思っている」との見解を示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100319-00000522-san-bus_all