パチンコ機販売大手のフィールズは3月17日、
円谷プロダクションの株式を取得し、子会社化することで基本合意したと発表した。
円谷プロ株式の51%を保有するCM映像制作大手の
ティー・ワイ・オー(TYO)から、同社保有株式の全部を
取得することで基本合意した。取得額などは今後詰め、4月上旬に譲受を行う予定。
「ウルトラマン」シリーズで知られる円谷プロは2007年10月にTYO傘下に。
その後バンダイが資本参加し、株式の49%はバンダイが保有している。
フィールズは、バンダイと連携した新規のキャラクターマーチャンダイジングや
パチンコ機への展開、海外展開への期待などから株式取得を決めたとしている。
円谷プロの2009年7月期の売上高は35億7700万円、純利益は2億3800万円。
同期末で8億3200万円の債務超過になっている。フィールズは「CR 新世紀エヴァンゲリオン」の販売などを手がける大手。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1003/17/news055.html