「寄生虫」「売国奴」 在日が日本で生活することを「特権」と批判する桜井誠と黒田大輔の罪

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1 烏口(catv?)

2月下旬のデモの様子を、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)はインターネットの動画サイトで生中継した。
全国から同時にアクセスした視聴者は1千人を超す。「マスメディアは無視する。我々の武器は動画だ」
在特会の桜井誠会長(38)はマスコミが報じない自らの主張を広めるため、ネットを自前の「放送局」にした。
街頭活動に撮影隊が同行して中継するほか、録画を「ニコニコ動画」「You Tube」など動画サイトに投稿し、
常時閲覧可能にしている。抗議相手や警官とのもみあいなど偶発的な事件が話題を呼んでアクセスが増えると、
次の動員につながる。

昨年12月に京都の朝鮮学校前で騒いだ動画は、早回しの映像に軽快なBGMが付いた、
音楽ビデオのような導入で始まる。この3カ月で計9万回以上閲覧された。
「嫌韓流」をテーマにした本の執筆者でもある桜井会長は「私の演説は一種のエンターテインメント。
テレビの演出と一緒」と語る。約10分の「You Tube」画像の中で、
「寄生虫」など外国人をののしる表現を差し挟むのがコツという。
相手が留守でも、画像を撮るために「抗議」を演じることもある。

千葉県浦安市の社会保険労務士の男性(32)は「最初は強烈。でも、繰り返し見るとオレもあれくらい怒ってもいいと思った」。
いま男性は街宣でマイクを握る。「国賊」「反日マスコミ」。1月に東京・有楽町で声を張り上げた。
ネット発の危うさと軽さ。在特会は、街頭活動を「祭り」と呼ぶ。ある話題で一斉に盛り上がるネット用語と同じノリだ。
名古屋のデモには、ネットで見た岐阜の中学生5人組が、「売国奴」と書いた手製の看板を手に加わった。

イカ略

朝日新聞
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001003160005