人民元問題、直ちに行動を=米130議員、財務長官らに要請−ロイター 【ワシントン時事】
ロイター通信は15日、超党派の米議員130人がガイトナー財務長官とロック商務長官にあてた書簡で、
人民元相場を低水準に固定する中国政府の為替操作について直ちに行動を取るよう求めたと報じた。
輸出倍増計画を打ち上げたオバマ大統領は中国に人民元切り上げを求めており、米国の対中圧力は
着実に高まりつつあるようだ。
ロイターによると、議員130人は財務長官に対し、中国を「為替操作国」に認定し、その上で国際通貨基金(IMF)と協力し、
中国と交渉に入るよう要請。
商務長官に対しては、他国の不正な輸出補助金に対抗する措置である相殺関税法の適用を求めた。(2010/03/16-01:20)