チリ最大の製油所、地震で1カ月操業停止も=鉱業相
[サンティアゴ(チリ) 3日 ロイター] チリのゴンサレス鉱業相は3日、ロイターに対し、
大地震による影響で国内最大の石油精製設備であるビオビオ製油所が1カ月にわたり操業
停止となる可能性があると述べた。
チリでは、27日未明に発生したマグニチュード8.8の大地震の被害でビオビオとアコンカグア
の製油所が操業停止を強いられ、製油能力に日量約22万バレルの影響が出ている。
ゴンサレス鉱業相はビオビオ製油所に近い都市コンセプシオンに向けて出発する前に
「被害があると認識しており、これから現地に向かうところだ」と語り、被害の規模は
「正確にはわかっていない」と述べた。その上で、日量11万6000バレルの精製能力を
持つビオビオについて、「最長で1カ月」操業停止となる可能性があるとの見方を示した。
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-14172120100303 依頼825