こびきうどんにお遍路さん舌鼓/小豆島・光明寺
“製めん地蔵”を祭る香川県小豆島町池田の島霊場38番札所・光明寺(三木弘明住職)で27日、
毎年恒例のそうめんの生地で作った「こびきうどん」の接待が行われ、お遍路さんらがつるつるの
うどんに舌鼓を打った。
檀家の製めん業小西照行さん(69)が、地場産業のそうめんやうどんなど製めん業の発展や
地域の親ぼくを願って「福田(ふくでん)地蔵尊」を1993年に境内に建立。以来、毎年この時期に
めん類の評判を全国に広めてくれたお遍路さんへお礼の気持ちを込めて接待を続けている。
この日は約200人分のうどんを用意。檀家の主婦ら約10人がもてなした。福井県三方上中郡
の日本誠心会上中支部、田中学さん(72)は「歯応えがあっておいしい。お接待の心がうれしい」
と話していた。
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/locality/article.aspx?id=20100228000112