稲沢市・国府宮神社の奇祭「はだか祭」が26日あった。22年ぶりに激しい雨の中の祭りとなったが、
約8000人の裸男のもみ合いに、約8万人の見物客が酔いしれた。
祭りは毎年、旧正月13日に行い、主役の神男(しんおとこ)に触れると厄払いになると伝えられる。
境内に一番乗りしたのはボーイスカウト稲沢第6団の約30人。午前10時半ごろに約8メートルの
「儺追(なおい)ササ」を持って「わっしょい、わっしょい」の掛け声とともに境内に奉納し、
続いて願いを書いたササを持った裸男たちが次々に神社を目指した。
午後5時ごろ、神男の宮野剛至さん(31)=稲沢市日下部北町=が裸男たちの中に
飛び込むと祭りは最高潮に。神男の体に触れようと男たちが殺到し、激しくもみ合った。
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20100227ddlk23040168000c.html