ヤミ金対策会議:府や財務局、情報共有を強化 /大阪
違法な貸金業者への対策を強化しようと、府や府内の市町村、府警、
近畿財務局が「大阪ヤミ金等対策会議」を設置した。
相談窓口(府、市町村)側と貸金業者の監督官庁(近財局、府)・取り締まり機関(府警)側の
実務担当者レベルでの情報共有が狙い。
会議は、府が呼びかけて実現した。府内43市町村から38市町村が参加。
事務局は府貸金業対策課に置く。
同課などによると、これまでは被害者から府や市町村の相談窓口に寄せられた違法業者の情報が、
組織的に府警や近財局へ伝わるシステムがなかった。
今後は相談情報を同課に集約し、府警などへ提供する形に変えるという。
複数の窓口で同じ業者の相談が寄せられることも分かるようになり、
府警や近財局などの早期対応につながる効果があるとしている。
相談窓口での被害者への的確な対応、被害防止のための広報・啓発にも取り組む方針
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20100225ddlk27010343000c.html