傷害:横須賀の3等海曹、同僚に劇物水 懲戒停職60日、書類送検へ /神奈川
横須賀地方総監部(横須賀市西逸見町1)は24日、海上自衛隊の同僚2人に劇物が
入った水を飲ませたとして、3等海曹(25)を停職60日の懲戒処分にした。
3曹は家庭内の問題で悩んでおり、「自分で飲もうとしたが飲めなかった」と話しているという。
横須賀地方警務隊は近く、傷害容疑で3曹を書類送検する方針。
同総監部によると08年6月16日、海自掃海母艦「うらが」艦内で冷蔵庫にあった飲みかけのペットボトルの
水を飲んだ海曹長(46)と2等海曹(42)が吐き気などの症状を訴え入院。
ペットボトルには劇物の水酸化カリウムを含む腐食防止剤が混入していた。
3曹が艦内から無許可で持ち出して入れ、冷蔵庫内に置いて席を外していた間に2人が飲んだという。
海曹長は約1カ月間入院し、食道に炎症を起こす後遺症がある。
3曹は同総監部に対し「飲むか迷っていたら人が来たので、ペットボトルを冷蔵庫に戻した。
けがをすれば家族が振り向いてくれるだろうと思った」と話しているという。
総監部は管理責任を問い、うらが機関長だった1等海尉(35)も戒告処分とした。
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20100225ddlk14040310000c.html 依頼90