ソニー、SCEのネットワーク事業を吸収合併 新SCEが誕生
ソニーがSCEのネットワークサービスを吸収。形式上、93年設立の現SCEは吸収合併で解散、
ゲーム事業を担当する新SCEが誕生する。
ソニーは2月24日、100%子会社のソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のネットワーク
サービス事業を吸収する4月1日付け組織再編を発表した。現SCEはソニーが吸収合併し、
ゲーム事業を分割した新SCEが発足する。
ソニー本体とSCEのネットワークサービス事業を集約、効率化と強化を図るのが狙い。
現SCEは「SNEプラットフォーム」に変更した上で、ゲーム機とソフトの企画・開発・製造・販売事業を
新設分割方式で新会社「ソニー・コンピュータエンタテインメント」に承継。SNEPにはネットワーク事業の
プラットフォームやサービスの企画・開発・運用事業を残し、ソニーが吸収合併する。形式上、
1993年設立の現SCEは解散する。
現SCEの2009年3月期売上高は9850億円で、うちソニーに承継する部分の売上高は15億円。
同期末の純資産は104億円のマイナス(債務超過)になっている。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1002/24/news054.html