「子宮けい癌は予防できます。非処女は手遅れですが」 明大で女子高生と女子大生を対象に啓発イベント

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1 バールのようなもの(千葉県)

「子宮けい癌は予防できます。非処女は手遅れですが」 明大で女子高生と女子大生を対象に啓発イベント

子宮けいがん 予防を呼びかけ

若い女性に多い子宮けいがんの検診の受診や、予防のためのワクチンの接種を呼びかけるイベントが、東京都内で行われました。
このイベントは、乳がんを患った経験があるタレントの山田邦子さんが呼びかけて東京・千代田区の明治大学で行われたもので、
大学生や高校生を中心におよそ50人の女性が参加しました。

子宮けいがんは子宮の入り口付近に出来る若い女性に多いがんで、ウイルスへの感染が主な原因とされています。国内では、
女性特有のがんのうち、乳がんに次いで患者数が多く、毎年およそ8000人が新たに「子宮けいがん」と診断されていると
みられていますが、早期発見のための検診の受診率は20%程度と低いのが現状です。イベントでは、専門の医師が、
子宮けいがんは多くの場合、ワクチンの接種で予防ができるうえ、検診で早期に見つかれば治療が可能であることを説明したあと、
山田さんが自分の体験を踏まえて検診の受診やワクチンの接種を呼びかけると、若い女性たちは「検診を受けてみたいと思います」
などと話していました。山田さんは「ワクチンは5万円と少し高いですが、子宮けいがんは予防ができる唯一のがんで、
若い人にこそ予防を考えてもらいたいです」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10015749681000.html