ナイナイ岡村、初の一人舞台!奇才とタッグ
お笑いコンビ、ナインティナインの岡村隆史(39)が今夏、初の一人舞台にチャレンジ
することが18日、分かった。奇才と呼ばれる複数の舞台脚本家と組み、さまざまな役柄
を演じわけて観客の度肝を抜く。サンケイスポーツの取材に岡村は「誰も見たことのない
ものにしたい」と不気味なほどの闘志を燃やしている。
ナイナイは今年、結成20周年、岡村は7月3日に40歳を迎える。その節目の年に、新境
地を開く。6月に東京、7月に大阪で上演する一人舞台「二人前(ににんまえ)」がそれだ。ナ
イナイとしては過去にコントの舞台はあるが、ソロは初めてとなる。
きっかけは4月24日から公開される映画「てぃだかんかん」だった。撮影中、岡村は夫婦役
でダブル主演した女優、松雪泰子(37)の柔軟な演技力を目の当たりにして、打ちのめされた
からだ。「僕には役者としての引き出し(演技の幅)がないのを痛感したんです」。
そこで、たった1人、生の舞台で腕を磨こうと一念発起した。とはいえ、サービス精神旺盛な
岡村らしく、衣装もセットも含め奇妙きてれつな仕掛けは随所に用意。脚本は、今が旬の舞台
脚本家が担当し、岡村が複数の役柄を演じ分けるオムニバス形式となる。
「脚本ができていないので、僕もどんな中身になるか、現時点ではまったく分からない。でも
、お笑いの要素は入れたいし、お客さんが『え〜っ!何これ?』と驚くものにしたい」とニヤリ。
だが、その情熱とは裏腹に、プライベートの恋愛については「あかんかったら、あかんでいい
かなという感じ。ガツガツするのは、やめました。ま、そのうち、何とかなるでしょう」と一転、伏し
目がちになった。
今は俳優としてのステップアップを虎視眈々(たんたん)と狙っているようだ。
http://www.sanspo.com/geino/news/100219/gnf1002190507000-n2.htm