「アフェリエイト」指南の若手企業家を6千万円脱税容疑で国税局が告発
2010.2.19 00:48
「アフィリエイト」と呼ばれるインターネット広告のノウハウ本を販売して得た計約2億円を隠し、計約6千万円を脱税したとして、
東京国税局が法人税法違反罪で、沖縄県のIT関連会社2社と、実質経営者、加藤宏幸氏(31)=那覇市=を東京地検に告発していたことが18日、分かった。
加藤氏はアフィリエイトで成功した若手起業家として知られる。
2社は、同県宜野湾市の情報提供会社「スローリッチスタイル」と沖縄市の同「ミルリレーション」で、既に修正申告したもようだ。
スロー社は「平成21年4月に査察調査があり、申告漏れの指摘を受けた。修正申告と納税を済ませた」という。
関係者によると、2社は加藤氏の成功ノウハウをまとめた教本「特進!アフィリエイトプロジェクト」を、
3万円台から5万円台でネットのサイトを通じて販売するなどしていたが、ミル社は平成18年12月期に約1億円、スロー社は19年11月期に約1億円の所得を隠し、
それぞれ法人税を免れた疑いが持たれている。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100219/crm1002190052003-n1.htm